御船祭 乗船体験 (ばぁや編)【和歌山】【新宮市】【熊野川】
- ばぁや4号
- 2017年10月11日
- 読了時間: 3分
10月1日の乗船体験レポート後半、ばぁや編におつきあい下さいませ。
明神区の方々のはからいでヨーホエルが乗船体験を楽しんだ 後、付き人ばぁやにもお楽しみが待っていたのであります。
こちらをご覧下さい。なんと特別に漕がせてもらっています!(お誘いを下さったMさん「特別やで!」)
おっ!?漕げてるんじゃね?!っぽい写真を選びましたが、実際は漕ぎ手の足元にも及んでいません。

ばぁや4号と、一番手前に写っているアメリカ人のM君(ジオガイドFさん宅にホームステイ中なんだとか)が体験させてもらっている、ド素人です。
練習を積んだ漕ぎ手さんとの違いが、この一枚に詰まっていると思います。

たぶん、ものすごく基本の動きはこの3つやと思います。
A 腕をまっすぐに保ったまま、体を後に倒しきる。
B 手首を少しひねりながら(櫂に水の抵抗がかからない角度にする)櫂を水中から出す。
C 前かがみの漕ぎ出しポジションに戻る。
まずA(腕をまっすぐに保ったまま、体を後に倒しきる)が出来ていない。
櫂に水の抵抗を受けながら体を倒しきるまでに、①耐え切れなくなってしまう。そこで無意識に②肘を曲げてしまったり、他の漕ぎ手さんとのタイミングより先に櫂を水中から出してしまう。

これはB(手首を少しひねりながら櫂を水中から出す)に失敗している場面です。
4号 ⇒ 櫂を水から出すことができていない
漕ぎ手 ⇒ 櫂を水から出して、漕ぎ始めのポジションからの櫂を水に入れて漕ぎ始めたところ
4号は1漕ぎ分のロス、1周遅れの状態です。これが勝負の本番で……とか考えたらおとろしですね!

そしてC(前かがみの漕ぎ出しポジションに戻る)もキツい。
どの動作も 「ファイト一発!!!」 が脳裏に浮かぶハードさなのですが、この地味に思えるCもまたキツかったです。
写真はないのですが、櫂を持った腕は伸ばしたまま体を前倒しにすることを繰り返すうちにですね……胃が圧迫される~~~!
昼ごはん時間なくてオニギリ1個にしといて良かった~~~~www
時間はおそらく10分くらいだったと思うのですが、終わってみると親指の皮が剥けていました。軍手をお借りしていなければさらにヤバかったはずです。
漕ぎ手さんの連日ガチ練習では尻の皮も剥ける。と聞きましたが「これは絶対に尻破れるわ!」と思いました。それでも毎日練習に向かう祭りバカ(褒め言葉)、4号も男だったらバカになりたいです!
今回とくべつに漕ぐ体験までさせていただいたのですが、
とにかく楽しかった!というのが一番の感想です。
船と櫂と自分達の体だけで自然に挑んでいく闘志のような感覚。と同時に、
世界遺産の川の道でもあり、材木を流して生活を支えてくれたり、交通手段として、水道の水として等、ずーっと昔から私達に(4号は新宮市出身)恩恵をもたらしてくれてきた熊野川の雄大さを体で感じたり、昔の人々の強さに思いを巡らせつつ舟を漕がせてもらえて幸せ感じる体験でした~~~♪
明神区のみなさま、ありがたいジオ~~~!
10月16日の本番も、頑張ってくださいませ~~~!
余談:帰宅してみると、二の腕、下っ腹、尻、足首=痩せたい部分が筋肉痛に(船の縁が尻のリンパを刺激しまくるというオマケ付き)。もし定期的に催されれば女性に大人気になりそうだと思いました。
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