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下里の獅子舞【ヨーホエル】【那智勝浦】【和歌山】【祭り】

  • ばぁや4号
  • 2017年9月18日
  • 読了時間: 3分

ばぁや4号です。

8月に、正月のじゃない獅子舞が見てみたい!とフェイスブックに投稿したところ、

和歌山県那智勝浦町下里ノ国の国王さまより

「それならウチの獅子舞の練習を見にくれば良い。」

とのお言葉からの見せてもらった練習が、

良い意味で獅子舞のイメージぶち壊しだったところまでが前回(書いていない)のあらすじです。

17日、台風のなか予定通り行われるということでショーホエルを連れて行ってまいりました。さすがに場所は屋内に変更されていましたが、不思議と閉塞感はありません。

ほんとうにキレた犬、楽しそうにする犬、悔しがる犬に見えてくる獅子舞に「すごい……」以外の語彙を無くす4号。 なり続ける太鼓と笛の音も……めちゃくちゃ上手い!

神宮舞

お正月の獅子舞しか見たことがなかった4号は、袴姿で登場したことにまずド肝を抜かれました。ゆったりとした繊細な動き。

小首をかしげる仕草に、封印されし萌え感情が揺さぶられることしばし。

花掛

花に掛かった小判(だと思いきや蝶々なんだそうです。国王さまありがたいジオ!)が欲しくてたまらない獅子のイライラがほんとにリアル。

神明社

あちこちを清めて回るような動き。ノリノリの掛け声(かと思いきや、歌なんだそうです。すみません><あまりにも楽しそうにやってはったので~~~)が印象的。

なんでショーホエル(どこでも潜入できる、分裂したヨーホエル)がガン見しているかって、なななんとこの神明社、ヨーホエルの商売繁盛とゆるキャラグランプリ検討を願って舞って下さったのです。こんな縁起のええことってある~~~(興奮)!ショーホエルも感激してブルブル震えています。

下里ノ国の国王さまと下里の皆さまの心意気に、ありがたいジオ~~~!!!

扇の舞

これが芸能の専門職ではなく町のおっちゃんだというのが信じられないレベル。どの角度から見ても、中の人間の存在感が消失していました。憑依という言葉を思い出す。

寝獅子

眠くてたまらないけど起きていたい葛藤がすごい。気の毒に思えてくるほど眠そう。思わず「寝むたいのぅ~」と声をかける人もいるほど。

白い野良犬が乱入しても、普通に進行していくおおらかな祭り。

さいごはようやく スヤァ と眠る獅子。

この日、あちこちで行われる予定のお祭りが中止や延期だったり、下里のように実施したところもあるようです。

実施の判断に至るには、地域の人がお祭りのときだけ集まるのではなく、常からの関係性や災害時の地域に根ざした強烈なノウハウの共有がなければ実施という判断にはならないはずで、下里の獅子舞の本当の価値を見た気がします。

もちろん、獅子舞が続けられているという時点でどの地域も同じように活発に交流や団結力があって災害、地域を良く知っているからこその中止・延期というのもあると思います。

どちらにしても、獅子舞のない町内会で育った4号にはこうした地元愛がキラキラして見えるのでした。

他の地域の獅子舞を見たことがないのに「下里の獅子舞が一番良い!」というのは下里の方達にも失礼になるので言えませんが、これから獅子舞と言えば真っ先に昨日の下里のことを思い出すし、大好きになりました。ほんとうにありがたいジオ~~~~!!!

⇒次回の投稿では眠った獅子を起こしにかかる子天狗さんが登場します。


 
 
 

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